04549-161010 流鏑馬をsd QuattroとiPhoneの動画で同時撮影

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毎年、体育の日に行われる穴稲荷神社の神事、流鏑馬（やぶさめ）にお招きいただきました。午前中、水球のイベントを撮影した後、高田馬場に移動して徒歩で戸山公園へ。

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貴賓席に入れていただいて、最前列で観覧。ありがたい。

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撮影機材は下記。

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この自由雲台が素晴らしい。極上の操作感です。

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さて問題は高速で走り去る流鏑馬を、果たしてsd Quattroで撮影できるのか。EOS 6Dなど「一眼レフカメラ」であれば容易い被写体ですが、光学ファインダではなくEVFと背面モニターで被写体を見る「一眼カメラ」で流鏑馬のように移動する物体を追えるのか。実験的な意図もあって、sd Quattroでの撮影です。

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さらに、従来ほとんど使わなかったズームレンズを積極的に使うshio的キャンペイン中なので、今回のレンズは17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM。シグマのレンズの中でも最も汎用性の高いズームレンズのはず。軽量コンパクトで扱いやすく、OS（光学式ブレ補正機能）が入っているので安心感も高い。

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そのレンズをつけたsd Quattroを一脚に据え、50mm域にセット。ズームレンズを使うときは撮影前にまずズーム位置（画角）を決めることが大切。

50mm域だとこのレンズは絞りがF4になるので、最初はISO100で1/125秒、途中からISO200で1/200秒にセット。親指AFで的にピントを合わせて流鏑馬の到来を待つ。初秋の風が肌寒い。

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走ってくる馬と射手をカメラで追いながら、的と同じ距離に差し掛かる寸前にシャッターボタンを押す。拍子抜けするほど普通に撮影できました。難しいことはない。他のカメラと何も変わらない。光学ファインダがないのでモニタでフレイミングした後、被写体を直視しして撮影しています。

https://youtu.be/gZ97S7HrLCE

簡単に撮影できたので、次はこれも普段は全く使わない連写モードにトライ。矢を射った瞬間と的に当たった直後を撮影できました。素晴らしい。

https://youtu.be/6zy4ekLvAws

高性能なカメラを使うとこういう撮影も難なくこなせる。そこで次はムービーの同時撮影。sd Quattroで写真を撮影するのと同時に、iPhone 7 Plusでムービーを撮影しました。これも難なく実現。

https://youtu.be/qqcT7zH_z8A

iPhone 7 Plusを中指の上に乗せ、人差し指で一脚に押さえつけるようにホールド。馬が走り出したら録画ボタンを押し、あとはsd Quattroに集中。カメラをパーンして行くと同時に一脚とiPhone 7 Plusもパーンするので、綺麗に録画できました。

https://youtu.be/gJEoMzvRwUc

いとも簡単に撮影できてしまっていいのかしら、というくらい、写真もムービーも楽に撮影できました。高性能な機材に感謝。

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By 塩澤一洋, Kazuhiro Shiozawa on October 16, 2016.

Exported from Medium on May 2, 2017.